• 本松
  • 2017.07.13 LIFE
    本松 謙治

花火

梅雨も終焉に向かい、連日連夜暑い日が続きます。
同時に夏祭も始まり、準備中の太鼓の音や賑やかしに、
夏が背中まで来たんだな~と感じさせられます。

これから全国各所にて花火大会が開催されます。
夜空で弾ける一瞬の輝きに、人々は魅了され、
頭を空っぽにしてくれます。
花火は平和のシンボルであり、芸術です。

1987年。今から丁度30年前のお話し。
日本の花火職人の方々が、東西冷戦の最中である、
ドイツ・ベルリン近郊にて花火大会を開催された。
ドイツの運営側は心配していた。
東ドイツと、西ドイツを遮るベルリンの壁。
東と西に住む、それぞれの人々は楽しめるのだろうか。
日本の花火師は、揺ぎ無い確信に満ちた言葉で言った。
「花火は空で開花します。壁の関係はありません。
東西のお互いの人が楽しめます。」

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翌日。ドイツの全ての新聞の見出しには、
「空に壁はない!」と踊っていた。
花火と火花では大違いです。
紛争が起こる国では、後者の光が闇夜を覆い、
人々を恐怖へと追い込んでいく。
そんな光は誰も見たくない。
夜空で弾ける瞬間の輝きに、人々は魅了されます。

本松

  • 本松からの一言
  • 人それぞれ、沢山の願いを込めて。
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